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■リタリンを乱処方していた精神科医の末路
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リタリンを乱処方していた精神科医の末路
ブログ精神科・心療内科・メンタルクリニック・メンタルヘルス・うつ病・パニック障害・躁うつ病・発達障害・統合失調症・不登校・ADHD精神科医を訴えようhttp://ameblo.jp/seisin-iryo0710/entry-10112796811.htmlリタリンを乱処方していた精神科医の末路2008/7/12(土)精神科医による犯罪 昨年から、リタリンを安易に処方してきた医療機関が相次いで摘発されています。 リタリンの乱用・乱処方の問題は昔からありましたが、社会問題として認識され始めたのは2003年頃からです。マスコミで大々的に取り上げられるようになり、行政も目を光らせるようになったため、むやみに処方する医療機関は減っていました。一方で、ネット上では「リタリンが効く」という情報が流れ、入手の困難さもあってリタリンは神格化されるようになっていました。必然的に、リタリンを簡単に出してくれる医療機関に患者が殺到するようになりました。 そのような医療機関が一体どんな意図でリタリン乱処方を繰り返していたのかわかりませんが、集客力は抜群でした。1日で200人、300人もの患者がクリニックに訪れました。通院精神療法に時間制限がない頃の話なので、相当な収益があったと思われます(仮に、300人全員に通院精神療法を適用したとすると、それだけで1日で100万円を超える診療報酬がもらえます)。 栄華を誇ったクリニックは一体どうなったのでしょうか。責任者はどうなったのでしょうか。2007年のリタリンの処方量が多かった上位3つの医療機関はこのようになっています。 東京クリニック(2007年リタリン処方量No.1=約102万錠) 2007年11月16日 警視庁が医師法違反で家宅捜索 2008年2月27日 廃院 2008年6月5日 伊澤純元院長、医師法違反で書類送検京成江戸川クリニック(2007年リタリン処方量No.2=約37万錠) 2007年10月31日 小倉暢夫元院長逮捕、同クリニック廃院 2008年2月4日 医師法違反で元院長に有罪判決(懲役1年執行猶予3年)蔵王松本クリニック(2007年リタリン処方量No.3=約22万錠) 2007年11月 宮城県薬務課が立ち入り調査 2008年2月 閉院 2008年7月10日 運営母体の医療法人山水会に改善命令ついにNo.3も摘発されました。7月10日には、蔵王松本クリニック元院長で山水会理事長でもある松本弘樹医師が記者会見を開いていましたが、不正やセクハラ、パワハラ、リタリン紛失など様々な問題を一気に追及され、今や四面楚歌状態です。この会見の様子は地元テレビだけではなく、7月11日のテレビ朝日「スーパーモーニング」でも放送されました。恐らく、誰もが「院長自身が病んでいる」と感じたことでしょう。 実際、院長は頻繁にリタリンを服用していたと職員も証言していました。昔は評判もよく、周囲から尊敬されていたようですが、いつの時点からか豹変してしまったようです。以前の写真と現在の写真を比べてもその違いは明らかです。 http://www1.citydo.com/~matumoto/02.html http://mainichi.jp/select/today/news/20080710k0000e040069000c.html 今日も新聞で「松本理事長は06年9月から1年間に自損事故を約50回も起こすなど言動がおかしく・・・」と報道されていました。そういえば、2007年9月27日に医師の行政処分が発表されましたが、その中に自動車事故で傷害を負わせた松本医師の名前が入っていました。「松本弘樹」「医道審議会」で検索すれば出てきます。 実は、精神科医自身が薬に依存してしまっているケースは珍しくありません。当然ですが、そのような人物が医療機関の責任者である場合、とても危険なことになります。まず第一に適切な診療ができないため、患者の心身を害する怖れがあります。ワンマン経営の場合、従業員に不正行為を強要したり、セクハラやパワハラを繰り返したり、ずさんな会計処理をしたりして医療機関全体がおかしくなってしまいます。 具体例を出します。埼玉県のクリニック(一応伏字にしておきます)は、院長自身がリタリンに依存してしまい、まともな診療ができなくなったばかりか、不正な処方でリタリンを入手するなどしていました。従業員ともトラブルを起こしたりした末、依存症治療のために今年から休診していました。院長の不正について関係機関が追及していたようでしたが、つい先日、その院長が亡くなったという情報を聞きました。 山水会の職員は声を上げて理事長を糾弾することができましたが、同じような思いをされている方はたくさんいると思います。内部告発があればいつでもお受けします。 リタリンに関する摘発は他にもあります。京都市のクリニック(一応伏字にしておきます)ではリタリン約6万6400錠の使途が不明であり、院長宅にはリタリン3300錠が保管されていたことが判明しています。近畿厚生局麻薬取締部は7月3日、院長を麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で京都地検に書類送検しています。 リタリン問題は、リタリンが危険だとかそういう単純な話ではありません。薬そのものの問題というよりも、むしろそれを安易に処方する医療機関の問題であり、その存在を許してきた医療界や行政の問題となっています。 リタリンを出さない医療機関には関係のない話かというとそうではありません。なぜ難治性うつと言われた患者がこの薬を重宝してきたかを知る必要があります。彼らは他の医療機関でうつを治療されなかったのです。 難治性うつなどという病名は、精神科医にとって都合の良いレッテルです。薬を飲めば治ると散々宣伝しておきながら、実際には薬で治すことができないと「難治性うつ」とごまかしているのです。実際のところ、他の抗うつ剤もリタリンもうつ病を「治す」わけではありません。一時的な対症療法に過ぎません。確かに、薬を使えば一時的に不安やうつ、混乱などから解放されるでしょうが、薬が切れると服用前よりも状態が落ち込むことは珍しくありません。リタリンの場合はあまりにも効果がテキメンであるため、薬の力で得た高揚感や万能感、幸福感によってうつが治ったかのような錯覚に陥り、再び同じ感覚を味わうために服用回数や量が増えるという危険性があるのです。 初診でうつ病治療のためにリタリンを出すような医療機関は論外ですが、うつを治すこともできずに散々薬漬けにして「難治性うつ」を作り出し、リタリンの一時的な作用に頼るしか手段がないところまで患者を追い詰めた医療機関にも問題の責任があります。また、多剤大量処方によって副作用で眠くなって生活ができないため、リタリンを入れて覚醒させているという人の話も聞いています。リタリンをそのように使うのは本来おかしなことですが、多剤大量処方をする医師側にも責任があるでしょう。 正直言って、賢い連中はリタリンが問題になった時点で手を引いています。リスクを冒してまで乱処方を繰り返すということは、よほど何も考えていないのか、世間をなめていたのでしょう。そのおかげで、わかりやすい問題としてこれだけのニュースになったとも言えます。リタリン問題は非常にわかりやすいのですが、同様の(わかりにくい)問題が多く残っています。依存の危険性のある抗不安薬を安易に長期的に使用する精神科医はむしろ多数派です。SSRIを機械的に出す精神科医があまりにも多いです。そろそろこのあたりの問題もマスコミに取り上げてもらいたいものです。 ※7月11日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」を録画し損ねました。録画されている方はいらっしゃいませんか?いらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。kebichan55@yahoo.co.jp (転載元精神科医の犯罪を問う)http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/43367964.html健康・医療/闘病
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